「メンテナンス基本編2」基本の点検と補充
前回は最初の一歩ということで、初心者向け洗車の基本を紹介しました。
洗車だけでもかなり奥の深い世界なので、後々需要があれば記事にしたいと思っています。
今回は点検と補充!! って何の点検?補充って何足すの?という疑問が出ると思いますが、要は教習所で習うような走る前に必要な点検ですね。
真面目に教習を受けていたら覚えている?内容ですが、興味無い人にとってはスタンドに寄った時に任せてるとか、家族の誰かがやってるという状態でしょう。
メンテナンスとは車両の変化を感じ取るというのも大事ですので洗車も含めて、基本は大事にしましょう!!
車種毎に見るべきポイントは異なりますが、ここでは一般的な部分をピックアップしたいと思います。できれば車両の取り扱い説明書も読んでみましょう。
外観の点検
<傷や損傷、汚れ>

まずは乗る前ですから、外観(外側)から。汚れや鳥糞は洗車に関わるので今回は無視…したいんですが、鳥糞だけは放置すると後々後悔します💦 洗える状況でなければ、市販の拭くだけシートやティッシュで拭き取りだけしましょう。
傷や損傷は、判断できる範囲でざっとです。車は走行すれば石などの飛来物、生垣の木の枝などで必ず傷が付きます。ここでは走行に影響のあるような損傷があるかどうかがメインの点検でので、細かく気にし過ぎると走れなくなっちゃいますよ?
外観でタイヤやホイールに傷・変形がある場合は注意です。タイヤから空気が抜けてなければ、高速道路以外の法定速度での短距離走行は大丈夫と思いますが、なるべく早く近場の整備工場やお世話になっている工場で診てもらいましょう。
エンジンルームの点検

<液体の漏れ、汚れ。部品の外れが無いか>
外観に続き、エンジンルームも点検が必要です。
今時の車両は国産車も外車も大きなカバーで覆われている事が多いので、
どこを見ればいいの? と思うはず・・・。車種によりけりですが、具体的
な見方は取扱説明書を読んでもらうのが一番確実です。
抑えておきたいポイントは・・・
①エンジンオイルの量、汚れ 必要なら補充
②クーラント(エンジン冷却水)の量、汚れ 必要なら補充
③ブレーキフルード(液)の量、汚れ
④ウォッシャー液の量、減っていれば補充
⑤その他の液体漏れや部品の外れが無いか。
いきなり5項目も出してすいません💦
でも、いわゆる日常点検としてはこのぐらい必要です。
補充
走行毎の運行前点検として毎回やる必要は無いかと思いますが、長距離や高速
道路を長時間走る機会があるなら、その走行前に。定期的に見るなら1か月毎
を目安に適宜といったところです。
室内の点検
<以外と軽視されがち? 室内の点検>

さあ、点検が終わって発進・・・の前に。
運転席に座ってからは最後に室内からの点検です。
と言っても、今回は初歩の初歩なので最低限抑えて欲しいところだけ。
①運転席足元に異物(運転操作の邪魔になるもの)が無いか
②車内の荷物は走行中に転がるような事は無いか
③エンジン始動後 メーターに異常表示ランプが点いていないか
④エンジン始動後 ハンドル操作、ブレーキ操作に違和感が無いか
⑤シートベルトは確実にロックされているか
安全に関わる箇所なので、この5点は運転前にチェックしてもらいたいです。
その他、気にしてほしい箇所もあるんですが・・・車種にもよるので共通して
いる箇所のみとしてみました。
日々、お客様の車を見ている身としては・・・①運転席の異物が一番無頓着な
人が多いように感じます。一時期問題になったフロアマットの2重、3重に重
ねて使用、空き缶、履物トレー、靴等々・・・。実はブレーキペダルやアクセル
ペダルに挟み込まれてトラブルになっている件も多いです。
あとがき
今回の記事、基本的に「取扱説明書のお手入れ欄を読んでください」と書いてしまえばそれまでなのですが・・・。なかなか読んでから車に乗っているという人はいないですね。更に最近の車両は取扱書自体が電子化されてきているので、一式見ましたという人は少数派でしょう。
運転免許を取った時に教習所で教わった事ではあるのですが、初心者マークの頃でも半年もすれば覚えていないと思います。私もきちんと点検していた覚えは無いです💦
しかし、点検は車を維持管理していく上で必須な事ですし覚えておいて損は無いでしょう。特に車趣味初心者な方、大事に車を使いたい人は今後もこのブログを参考
にしていただければ幸いです。
諸般の事情により更新の間が空きすぎましたが・・・💦
今回から心機一転、ブログ更新を続けて行きます。
何卒お付き合いいただければと😉