整備士のDIY(車編)

【整備DIY】たまには自分の車を整備

DJ型デミオ ナビ画面ひび割れ

デミオあるある。ナビディスプレイのヒビ割れ。

いつも一般的なメンテナンス方法紹介だとつまらない・・・
車整備・趣味系の記事を書くなら実作業も必要ですよね。
整備の現場からは離れつつあるのですが、自分の車ならじっくり写真も撮れるし、ニッチな需要もあるかも🙄

と、思い立ったのでそのまま書いてみました。
マツダ車でこのタイプのナビあるある、のディスプレイヒビ割れ修理。
整備としては簡単な作業ではありますが、一応整備経験者向きの記事となります。

サクサクと取り外し

ナビ(ユニットとディスプレイ一体)外し

まあ、ここまでは何も考えず取り外しです。
一般的なナビやオーディオを取り外した事がある人なら楽勝でしょう。
注意点は化粧パネル外すのに養生しましょう、というのと本体引き出して配線
外す際に運転席左側のエアコン吹き出し口(丸いヤツ)付近に傷が入りやすい
ので、こちら側は念入りに養生した方がいいですね。

私は自分の車だと面倒だったので、そこそこにしました。

ユニットとディスプレイ分解

コマンダーユニットとかステー外し

この部分も特に付いているのものを外すだけ。
ディスプレイを置いて作業になるので、画像のようなスポンジシートとか
エアキャップシート(プチプチ)で養生しましょう。

ディスプレイ背面から分解

このあたりが要注意 特にフィルム配線コネクタ

ディスプレイ背面カバー外して、表面レンズと内部基盤を今回交換です。
このディスプレイはレンズ部分にヒビが入るので、液晶本体は再利用です。
電子工作の経験がある人はここも難なくできると思いますが、機械整備一筋
な方には慣れない部分が・・・。(作業時は静電気防止手袋必須)

このフィルム配線のコネクターです。
配線自体が繊細なので力ずくは厳禁。ロックを起こしてやさしく脱着です。
特に下側の白いロックはスライドさせるタイプなのですが・・・フィルムの
形状的に奥に引っかかる場合があります。ムキにならず慎重に作業しましょう。
新品ASSYは7万円くらいするので💦

レンズと基盤

画像は交換したレンズと基盤の旧品です

取り付けた画像撮り忘れました。スイマセン💦
ディスプレイと言っても液晶は再利用でレンズ交換なため、手元に残る旧品は
画像の2点です。
基盤を液晶に固定する際、ネジを締め付けすぎると画面表示やバックライトに
不具合が出る場合があるので注意です。

元通り組付けて、車両復元

なんやかんや復元して終了

レンズと基盤交換したら元通りに復元して、動作チェックして終了です。
車両設定はある程度記憶しているはずですが、時計等GPS同期しているか
とラジオ、オーディオ設定は確認した方がいいと思います。

やろうやろうで2年くらい放置してしまったのですが・・・これも整備士あるある
ですね😅 自分の車はいつも後回しになってしまうという💦

たまに自分の車や他車両の整備実例も書いていきたいと思います。
今回はこんな感じで😗